2025年08月31日(日)
新潟11R 新潟記念
過去5年の新潟記念は、1800m以下の距離で勝利実績を持っていた馬が全勝。直近は芝1600m以下の勝利実績馬が3連勝中。
またこの傾向に伴い、父か母父がモーリス、フレンチデピュティ、キングヘイロー、サクラバクシンオー、デュランダル等々、1200mG1血統や米国種牡馬など、スピード指向の強い種牡馬の血を持つ馬もその相性は水準以上。
上記の血統条件を満たす馬は、過去5年で4勝というデータも。
2000m重賞ながらも、戦歴、血統ともにいわゆる短距離指向のスピードが問われやすいレース。
シランケドは、前走ヴィクトリアM(東京芝1600m・G1)3着からの距離延長ローテ。
父デクラレーションオブウォーは、欧州のマイルG1レース勝ち馬で、欧州型種牡馬の中ではスピード指向の強い種牡馬。
その父の個性を受け継ぎ、芝1400mで勝利実績を持つ実績も当レースへ向けては強調材料。
前述の通り、直近の新潟記念は芝1600m以下に勝利実績を持っていた馬が3連勝中というデータも。
ブレイディヴェーグも、前走マイルG1レース出走のからの買いローテで、父は世界のスプリント王としても知られるロードカナロア(キングカメハメハ系)。
こちらも前述の通り、1200mG1血統や米国種牡馬など、スピード指向の強い種牡馬の血を持つ馬の期待値も高いレース。
また過去3年の新潟記念は、その連対馬6頭中5頭が父か母父キングカメハメハ系血統馬と特注系。
波乱演出の可能性があるとすれば、アスクカムオンモア。
父ブリックスアンドモルタルは、スピードを強化する才能に優れた米国型Storm Cat系種牡馬で、その代表産駒も、ゴンバデカーブース、イーグルノワール等、1600m以下の重賞勝ち馬が多数。
母マキシマムドパリも、当レースと同じく左回りの芝2000m重賞の勝ち馬。
この馬自身も、これまでの勝ち鞍4勝は全て左回りコースの競馬場と、母似のキャラクターであることも確かな買い材料。