血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

レパードS(G3) [最終見解]

2024年08月04日(日)
新潟7R レパードS

近3年のレパードSは、2勝クラス以上のダート上級条件で3着以内の実績を持つ馬が全勝。

当日単勝5番人気以下から馬券に絡んだ5頭中3頭も、上記の実績馬。

また、近年の当レースは、ダート戦ながらも芝G1血統馬の活躍も顕著。

特に、父か母父が芝G1血統馬の中でも、ハーツクライ、ロゴタイプ、エピファネイア、モーリス、キズナ、ネオユニヴァース、フサイチコンコルド等々、同じ左回りコースの東京芝G1実績血統を持つ馬も相性抜群。

過去3年の当レースで馬券に絡んだ9頭8頭は、上記の血統条件を満たす馬というデータも。

昨年のレパードSも、父が東京芝G1レースの勝ち馬の該当馬が2頭のみの出走で2着3着に好走。

ミッキークレストは、2走前のオープン特別の鳳雛S(京都ダ1800m・OP)で3着に好走。

父ジャスタウェイは、現役時代に天皇賞秋、安田記念と東京芝G1レースを2勝したハーツクライを経由するサンデー系のトップサイアー。

昨年の勝ち馬5人気1着ライオットガールも、2勝クラス以上のダート戦で好走実績を持っていた母父ハーツクライの血統馬。

上級条件のダート戦に実績を持つ東京芝G1血統馬が走る、といった近年のレパードSのコンセプトに合致するキャラクター。

サンライズソレイユは、日本ダービー馬キズナの産駒。

2021年6人気3着レプンカムイ、2022年2人気3着ハピも当種牡馬の産駒。

また、本馬の半姉カレンブーケドールは、オークス、ジャパンCで何れも2着に好走した東京芝G1レースの実績馬。

これまで左回りコースのダート戦では複勝率100%と、父、牝系の特徴をしっかりと受け継いでいる戦歴も今回の競馬へ向けては強調材料。

ジーサイクロンは、2勝クラス以上のダート戦の勝利実績馬で、母の父は東京芝G1馬のキングカメハメハ。

2019年10人気1着ハヤヤッコ、2018年9人気3着ビッグスモーキーは、何れもキングカメハメハ産駒。

当レースに限らず、日本の左回りコースのダート重賞は、キングカメハメハ血統も定石。

また、これまでの勝ち鞍3勝は、全て右回りコースのダート戦。

デビュー以来初となる左回りコースのダート戦出走となる今回は、更なる上積みがあっても不思議はない血統馬。