2024年12月21日(土)
京都11R 阪神C
阪神競馬場の改修工事に伴い、今年は京都芝1400mで施行される阪神C。
一昨年にリニューアル後の京都競馬場で施行された、芝1400mの古馬重賞は合計3鞍。
その3鞍中2鞍の勝ち馬は、父が欧州型ロベルト系の血統馬という共通項。
当舞台で行われた2023年のスワンSは、父か母ロベルト系血統馬が複勝圏内を独占する結果に。
また、上記期間の3鞍中1鞍の勝ち馬は、ハーツクライの産駒。
ハーツクライは、ロベルト系血統馬が走る競馬に相性のいい欧州型グレイソヴリン系トニービンの血が強調された種牡馬。
この結果が示す通り、リニューアル後の古馬の京都芝1400m重賞は、欧州型ロベルト系、欧州型グレイソヴリン系と、いわゆる重厚な欧州指向のスタミナが問われやすい傾向も。
ソーダズリングは、ハーツクライ産駒で、母の父がロベルト系シンボリクリスエス。
2走前の京都牝馬S(京都芝1400m・G2)では、直線一気の末脚で完勝したように、当舞台重賞に強い典型的なキャラクター。
中間の動きも申し分なく、長休明け初戦から勝ち負けに期待したい1頭。
ナムラクレア、ダノンマッキンリーも、ロベルトの血を持つ新装京都芝1400m重賞の好走実績馬。
ロベルト系血統馬の上位独占にも期待。