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札幌記念(G2) [最終見解]

2023年08月20日(日)
札幌11R 札幌記念

近年の札幌記念は、スピード指向の強い傾向が顕著。

その詳細は、芝1600m実績がアドバンテージになる札幌記念を参照。

プログノーシスは、ディープインパクト産駒。

前走が、海外G1のクイーンエリザベス2世C2着からの臨戦過程。

過去5年の札幌記念は、馬券に絡んだ15頭中5頭がディープインパクト産駒。

またその5頭は、全馬が前走芝G1レースで5着以内に好走していた馬というデータも。

クイーンエリザベス2世Cからのローテーションで、ディープインパクト産駒、また母父がスピード指向の強い米国種牡馬という意味では、2021年の2着馬ラヴズオンリーユーを彷彿。

想定上位人気馬の中でも、最もマイル指向のスピードに長けたキャラクターである可能性も高く、ここは勝ち切る競馬に期待します。

イズジョーノキセキは、近年好調のロベルト系とキングカメハメハ系(エピファネイア×キングカメハメハ)の血が強調された血統馬。

昨年は、父か母父ロベルト系orキングカメハメハ系の血統馬が5着以内を独占。

一昨年の勝ち馬ソダシ、2019年の勝ち馬ブラストワンピース、2018年の3着馬モズカッチャンは、全て母の父がキングカメハメハ。

これまでの戦歴、血統背景ともに札幌記念向きと言える1頭。

尚、近年の札幌記念は、牝馬も有利の傾向。

直近3年で馬券に絡んだ9頭中5頭は牝馬。

マイル指向の強い近年の札幌記念は、軽量牝馬のスピードも引き出されやすく、本馬にとってはこの傾向も後押し。

ダノンベルーガも、今年のメンバー構成の中ではスピード指向の強い戦歴と血統馬。

3走前の天皇賞秋(G1)では1分57秒7の走破時計で僅差3着に好走。

母コーステッドは、米国の芝マイルG1レースBCジュヴェナイルフィリーズターフの2着馬。

年を重ねて上昇しやすいハーツクライ産駒だけに、3歳時からの更なる上積みにも期待します。