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青葉賞(G2) [最終見解]

2024年04月27日(土)
東京11R 青葉賞

直近過去5年の青葉賞は、芝2200m以上の距離で勝利実績を持っていた馬が3勝。2022年は当該実績馬が馬券圏内を独占。

また、キタサンブラック、ハーツクライ、キズナ、ディープインパクト、ルーラーシップ、ドゥラメンテ、オルフェーヴル、ノヴェリスト産駒等々、自身か産駒が日本の芝3000m超重賞で勝利実績を残す種牡馬の産駒も、近5年で全勝。

当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭中6頭も、上記の血統条件を満たす馬。

実績、血統ともに、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。

その中でも、父か母父が欧州型ロベルト系血統馬は、昨年の勝ち馬スキルヴィング、2021年6人気3着レッドヴェロシティ、2020年1着オーソリティ等々、近年の青葉賞における特注血統。

マーシャルポイントは、今年の出走馬の中では唯一となる、父か母父ロベルト系の血統馬。

父エピファネイア(ロベルト系)は、シンボリクリスエスの産駒。

前述したスキルヴィング、レッドヴェロシティ、オーソリティは、全て母の父がシンボリクリスエスの血統馬。

祖父シンボリクリスエスという意味では、これらの青葉賞好走馬と同類項とも言えるキャラクター。

東京コースの芝2000m以上の距離で勝利実績を持つ馬という意味では、昨年の勝ち馬スキルヴィングを彷彿とさせるタイプで、勝ち負けに期待できる1頭。

デュアルウィルダーは、例年期待値の高い芝2200m以上で勝利実績を持つ馬。

前述した通り、芝2200m以上の距離で勝利実績を持つ馬は過去5年で3勝。

父Yoshidaは、青葉賞にも実績十分のハーツクライ産駒。

父がハーツクライ系で、母父が米国型種牡馬、かつ芝2000m以上の距離で勝利実績を持つ馬という意味では、昨年2着のハーツコンチェルトにも近いキャラクター。

その他では、欧州型キングカメハメハ系血統に注目。

キングカメハメハ系ドゥラメンテ産駒のシュガークンは、芝2200m以上の勝利実績馬。

ヘデントールは、近年の青葉賞で抜群の相性を誇るルーラーシップ産駒。

2022年6人気3着エターナルビクトリ、2021年3人気1着ワンダフルタウン、2019年5人気1着リオンリオンは、全てルーラーシップ産駒。

どちらも舞台適性は水準以上と見立てます。