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京成杯(G3) [最終見解]

2025年01月19日(日)
中山11R 京成杯

ここ数年の京成杯は、当レースと同じ右回り&内回りコースの芝2000mで勝利実績or1勝クラス以上で5着内に走った実績を持つ馬が有利。

近5年の京成杯で、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ9頭中7頭は、上記の実績馬。

また直近5年の京成杯で、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ9頭中6頭は、父が欧州型種牡馬、もしくは欧州血統馬が走るレースに強い父ステイゴールド系種牡馬という共通項も。

コース実績を持つ馬の中でも、いわゆる重厚なスタミナ血統馬が走りやすいレース。

パーティハーンは、今回の舞台と同様に右回り&内回りコースの京都芝2000mの未勝利戦1着からのローテーション。

父Wootton Bassett、母父Green Tuneは何れも欧州種牡馬で、全姉Audaryaは2020年のBCフィリー&メアターフ勝ち馬という仏国生産の超良血馬。

父も母父も欧州指向の強い種牡馬で、母方が仏国牝系という意味では、一昨年の勝ち馬ソールオリエンスを彷彿とさせるキャラクター。

セレクトセールでの購買価格2億9700万円に恥じないパフォーマンスを期待したい1頭。

インターポーザーは、昨年の勝ち馬ダノンデサイル同様、欧州型ロベルト系エピファネイアの産駒。

2022年3着ヴェローナシチー、2020年2着スカイグルーヴもエピファネイア産駒。

2代母フサイチエアデールは、当レースと同じく右回り&内回りコースの芝2000m重賞勝ち馬で、近親フサイチリシャールは中山芝G1レースの勝ち馬。

父のレース相性とその牝系の特性を踏まえれば、デビュー以来初の中山芝出走で、前走からの大幅な上昇度まで期待できるキャラクター。

キングノジョーは、前述したエピファネイアと同系統のロベルトの血を父、母父と双方に持つロベルトクロスの血統構成馬。

先週のフェアリーSの勝ち馬エリカエクスプレスは、ロベルト系エピファネイア産駒。

京成杯と同舞台で行われた2週前の中山金杯も、ロベルト系モーリス産駒のアルナシームが1着、2着マイネルモーントも母母父にロベルト系シンボリクリスエスの血を持っていた馬。

また、半兄ジャスティンパレスは天皇賞春(3200m・G1)の勝ち馬。

直近の中山芝重賞で猛威を振るうロベルト系の血が強調されたキャラクターであることに加えて、重厚なスタミナ牝系であることも今回の競馬へ向けては有利。

センツブラッドは、京都芝2000mの勝ち馬で、母サマーセントも右回り&内回りコースの芝2000m重賞の勝ち馬と、当コースの巧者系。

ルーラーシップ×ハービンジャーと、重厚な欧州血統馬であることも強調材料で高配当馬券の演出に一考。