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シルクロードS(G3) [最終見解]

2025年02月02日(日)
京都11R シルクロードS

2020年以来、4年ぶりに従来の京都芝1200mで施行された昨年のシルクロードSは、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内馬が掲示板内(5着以内)を独占。

また、昨年のシルクロードSで掲示板内に走った5頭は全馬が、トニービンorサドラーズウェルズの血を持っていた馬という共通項も。

トニービン、サドラーズウェルズは、言わずと知れた欧州競馬界が生んだ大種牡馬。

短距離戦ながらも、いわゆる欧州指向のスタミナや馬力の要素がポイントになる傾向も。

クファシルは、今回と同舞台となる前走の醍醐S(京都芝1200m)が、上がり最速の末脚で1着。

昨年のシルクロードSも、近2走以内に上がり順位3番手以内の実績を持っていた馬が馬券圏内を独占。

母方は日本が世界に誇るエアグルーヴ牝系で、凱旋門賞馬トニービンの血が強調された一族。

昨年の勝ち馬ルガルも、エアグルーヴ牝系でトニービンの血が強調されたドゥラメンテの産駒。

昨年の3着馬エターナルタイムも、トニービンの血が強調された日本の大種牡馬ハーツクライを母の父に持っていた馬。

年齢を重ねる毎に上昇しやすいエアグルーヴ牝系の成長曲線等々も込みで、昇級初戦から激走に期待したい1頭。

スリーアイランドは、愛国産の欧州血統馬。

父Zoustarは、サドラーズウェルズの全弟Fairy King系の種牡馬。

昨年のシルクロードSも、サドラーズウェルズの血を持つ馬が馬券圏内を独占。

ソンシも、サドラーズウェルズの血を持つ愛国産馬で、近走上がり上位の実績も持つ馬。

芝1200mでは全く底を見せていない戦歴も含めて、まともに走ればまず大崩れも考え難い1頭。