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富士S(G2) [最終見解]

2024年10月19日(土)
東京11R 富士S

直近5年の富士Sは、距離短縮の前走芝重賞出走or近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績の括りで、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭全馬が該当。

また上記期間で、父か母父がディープインパクトorキングカメハメハ系血統馬は2勝。当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭中6頭も当該血統馬。

臨戦過程、血統ともに、いわゆる中距離指向の体力や直線での伸びがポイントに。

ゴンバデカーブースは、前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)13着からの距離短縮ローテ。

母の父ディープインパクトは、近年の富士Sにおける特注血統。

2020年の富士Sは、父ディープインパクト系血統馬が馬券圏内を独占。

2021年の勝ち馬ソングラインは、ディープインパクト系キズナの産駒。

ディープインパクトの血を持つ馬、かつ母方が仏国牝系という意味では、2020年の勝ち馬ヴァンドギャルドにも近いキャラクターで、前走からの大きな変わり身まで期待できる1頭。

レッドモンレーヴは、昨年の富士S2着馬。

父がキングカメハメハ系ロードカナロア、母父がディープインパクトと、近年の富士Sで走る典型のタイプ。

前走安田記念(東京芝1600m・G1)からの臨戦過程も昨年と同じで、定石通りに昨年同等のパフォーマンスに期待。

ソウルラッシュは、前走安田記念3着からのローテーションで、父がキングカメハメハ系ルーラーシップ。

前走安田記念13着から2着に好走した2020年当時の富士Sよりも、競走馬としての完成度も明らかに上と言える戦歴だけに、ここは極端なアクシデント等が無ければ、順当に走るであろうと見立てます。