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根岸S(G3) [最終見解]

2025年02月02日(日)
東京11R 根岸S

近5年の根岸Sは、馬券に絡んだ15頭中13頭が前走5着以内馬。

また、父か母父がフォーティナイナー系、フジキセキ系、キングマンボ系、ストームバード系、フレンチデピュティ系等々、芝ダート双方の重賞レースに実績を持つ兼用指向の強い血統馬も有利。

上記の血統馬は近5年で全勝。当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭も全馬が上記の血統条件に該当。

近走好調馬の中でも、いわゆる芝指向のスピードを兼ね備えたタイプが最も走りやすいレース。

ロードフォンスは、東京ダ1400mで連勝中と、毎年の根岸Sで期待値の高い勢いのある戦歴。

父ロードカナロア、母父ダイワメジャーが、何れも芝ダート双方の重賞レースに実績を残す種牡馬であることも強調。

特にロードカナロア産駒は、昨年の勝ち馬エンペラーワケア、2021年の勝ち馬レッドルゼル等々、近年の根岸Sにも相性抜群。

そのレッドルゼルが勝った2021年もそうであったように、降雨の影響で脚抜きのいい馬場状態にでもなれば、母父ダイワメジャーの影響も含めて、芝指向のスピードが更に活かされる可能性も高く、相応の馬場コンディションであれば勝ち切る競馬まで期待できる1頭。

コスタノヴァも、ロードカナロア産駒で東京ダート巧者のキャラクター。

2走前の欅S(東京ダ1400m)では、昨年の根岸S勝ち馬エンペラーワケアを完封したように、今回のメンバーでは地力上位も明らかと言える存在。

フリームファクシは、東京ダート実績こそ無いものの、左回りコースのダ1400mに限れば何れも圧勝で2戦無敗と、底が知れない戦歴。

父ルーラーシップは、前述したロードカナロアと同系統のキングカメハメハ系種牡馬。

そういった意味では、父キングカメハメハ系血統馬の上位独占まで想定できる組み合わせ。