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弥生賞ディープインパクト記念(G2) [最終見解]

2025年03月09日(日)
中山11R 弥生賞ディープインパクト記念

近5年の弥生賞ディープインパクト記念は、距離延長ローテor前走3コーナー5番手以内の括りで、その勝ち馬5頭全馬が該当。

当日単勝4番人気以下から馬券に絡んだ4頭中2頭も、上記ローテーションの該当馬。

また近5年の勝ち馬5頭は全馬が、父が欧州型種牡馬orディープインパクト系種牡馬の共通項。

戦歴的にはスピード指向、血統的には中長距離指向の強いタイプが最も走りやすい傾向も。

ミュージアムマイルは、前走朝日杯フューチュリティS(京都芝1600m・G1)2着からの距離延長ローテ。

2022年の弥生賞2着馬ドウデュース、2018年の勝ち馬ダノンプレミアムも、前走朝日杯フューチュリティSからのローテーション。

また母の父ハーツクライは、近年の弥生賞における特注種牡馬。

2022年の弥生賞2着3着馬ドウデュース、ボーンディスウェイ、2021年3着ダノンザキッド、2020年2着ワーケア、2019年2着シュヴァルツリーゼは、全て父ハーツクライ系の血統馬という共通項。

戦歴的にはスピード指向が強く、血統的にはハーツクライ血統のような重厚なタイプが走りやすい当レース向きの典型と言える1頭。

アスクシュタインは、例年の弥生賞で期待値の高い前走ホープフルS(中山芝2000m・G1)6着からの臨戦。

前走ホープフルS組は、2018年から実に7年連続で必ず1頭以上は馬券圏内に好走中というデータも。

前走ホープフルSからの臨戦かつ、ドゥラメンテ産駒の先行脚質馬という意味では、2021年の勝ち馬タイトルホルダーを彷彿とさせるキャラクター。

尚、前走のホープフルSは、スタートで前をカットされる形で、本来の持ち味である先行力が活かし切れない中、僅差6着に走った価値ある一戦。

3走前の内容然り、自分の形にさえ持ち込めれば、大きく巻き返しても不思議はない1頭。

ファウストラーゼンも、前走ホープフルS3着からの特注ローテ。

父モズアスコットは、サドラーズウェルズを経由する欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。

一昨年の弥生賞は、父欧州型ノーザンダンサー系血統馬が馬券圏内を独占。2021年も母父欧州型ノーザンダンサー系血統馬が馬券圏内を独占。

昨年の2着馬シンエンペラーは、父も母父も欧州型ノーザンダンサー系という血統馬。

また、今年の弥生賞に出走を予定する馬の中で、父欧州型ノーザンダンサー系血統馬も本馬1頭のみと、ここは2走連続の激走に期待したい1頭。

レディネスは、距離延長ローテで、母の父Shamardalが欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。

父スワーヴリチャードは、前述した通り、近年の弥生賞に相性抜群のハーツクライ系種牡馬と、条件自体は揃います。