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天皇賞秋(G1) [最終見解]

2025年11月02日(日)
東京11R 天皇賞秋

過去5年の天皇賞秋は、1800m以下の芝重賞で連対実績を持っていた馬が全勝。当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭中4頭も当該実績馬。

また過去5年の当レースで、当日単勝4番人気以下から複勝圏内に好走した6頭は全馬が、父か母父に欧州型種牡馬を持っていた馬、という共通項も。

戦歴的にはマイル寄りのスピード指向、血統的には欧州指向のタフなタイプが走りやすいレース。

マスカレードボールは、芝1800m重賞の勝ち馬で、欧州型キングマンボ系ドゥラメンテの産駒。

前走日本ダービー(東京芝2400m・G1)2着からの臨戦過程は、2022年の勝ち馬イクイノックス、2021年の勝ち馬エフフォーリアとも同じ。

尚、近年の当レースは、東京芝2400mG1に連対実績を持つ馬の相性も水準以上。

当該実績馬は、実に7連勝中。

昨年は、日本ダービー馬同士のワンツー決着。

2021年も、日本ダービーの連対実績馬が1着2着。

この結果が示す通り、特にダービー好走馬は特注の傾向も。

加えて近年の当レースは、斤量に恵まれる3歳馬or牝馬も有利。

該当馬は過去5年で3勝、合計6頭が複勝圏内に好走中。

戦歴、血統、年齢等々を鑑みても、当レース向きの典型と言える1頭。

シランケドは、欧州指向の強いキャラクターで、マイルG1レースの好走実績馬。

牝馬であること、デビューから一環して上がり順位3番手以内の末脚をマークし続けている戦歴も当レース向きで、穴に一考。

タスティエーラは、東京芝2400mG1レース勝ち馬で、昨年の当レース2着馬。

ドウデュース不在の今年のメンバー構成であれば勝機も。