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大阪杯(G1) [最終見解]

2025年04月06日(日)
阪神11R 大阪杯

ここ数年の大阪杯は、前走3コーナー5番手以内馬、距離延長馬、前走の上がり順位が3番手以内馬等々、スピードの裏付けがポイントに。

上記の経験馬は近5年で全勝、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭も全馬が該当する特注ローテ。

また血統的にも、ロードカナロア、ジャスタウェイ、モーリス等々、短距離重賞に実績を残す種牡馬の産駒や、父か母父が米国種牡馬等々、総じてスピード指向の強い種牡馬を持つ馬も有利。

当該該当馬は近5年で全勝、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭も全馬が該当。

戦歴、血統ともに短距離指向の強いスピードタイプが最も走りやすいレース。

シックスペンスは、前走の中山記念(芝1800m・G2)が、上がり最速の末脚で1着。

前述の通り、近年の大阪杯は、距離延長馬、前走上がり順位が3番手以内馬の期待値は水準以上。

また近5年の当レースは、芝1800m以下の距離で勝利実績を持っていた馬も4勝と、2000m以下の距離実績もポイントに。

自身の勝ち鞍5勝が全て芝1800m以下の距離で、これまで重賞3勝馬の実績も、今回の競馬へ向けては有利。

父ジャスタウェイは、芝1200mG1レースにも実績がある近年の大阪杯の特注種牡馬。

昨年11人気3着ルージュエヴァイユ、一昨年10人気3着ダノンザキッドと、高配当馬券を演出した2頭は何れもジャスタウェイの産駒。

また母父Twirling Candyは、米国型の快速血統Fappianoを経由するミスプロ系種牡馬。

母フィンレイズラッキーチャームは、米国のダ7F(約1400m)G1レース、マディソンSの勝ち馬。

母方が短距離指向の強い米国牝系であることも強調材料で、定石通りに勝ち負けを期待。

ヨーホーレイクは、前走の京都記念(京都芝2200m・G2)が、上がり順位2番手の末脚で完勝。

血統構成は、ディープインパクト×フレンチデピュティ(米国型ヴァイスリージェント系)。

近年の大阪杯は、父が日本の主流種牡馬で、母父が米国型種牡馬の構成馬も、その期待値は水準以上。

2022年は、ディープインパクト産駒で、母の父が本馬と同じ米国型ヴァイスリージェント系種牡馬の血統構成馬が1着2着に好走。

2021年の勝ち馬も、ディープインパクト×ヴァイスリージェント系種牡馬の血統構成馬。

ラヴェルは、芝1600m重賞の勝利実績馬。

母父ダイワメジャーは、芝1200mG1レースの勝ち馬も輩出したスピード指向の強い種牡馬。

加えて、母サンブルエミューズも芝1600m重賞の好走実績馬で、半姉ナミュールは芝1600mのG1レース勝ち馬と、スピード指向の強い牝系であることも強調材料。

前走の金鯱賞(中京芝2000m・G2)は、時計を要する重馬場コンディションで、持ち前のスピード能力を出し切れず。

2走前のチャレンジC(京都芝2000m・G3)では1分58秒2の好時計で完勝したように、通常馬場の芝2000m戦であれば前走から一変も。

デシエルトも、戦歴、血統ともに短距離寄りのスピード指向の強いキャラクター。

母方は年齢を重ねての上昇度に定評のあるエアグルーヴ牝系で、近年の大阪杯でも複数の好走馬を輩出する種牡馬ドゥラメンテを近親に持つ良血馬。

脚質的には2年前の勝ち馬ジャックドールにも近いキャラクターで、折り合いさえつけばあっさりのシーンも。