2025年05月10日(土)
東京11R エプソムC
過去5年のエプソムCは、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮ローテの括りで全勝。
当日単勝4番人気以下の立場から複勝圏内に好走した10頭中6頭も、上記の臨戦を満たす馬。
また、父か母父に欧州種牡馬を持つ馬も過去5年で全勝。そのうち4頭は、父か母父がロベルトorキングマンボ系の血統馬。
1800m重賞のカテゴリーの中では、戦歴、血統ともにいわゆるスタミナ指向の強いレース。
シュトラウスは、前走白富士S(東京芝2000m)1着からの距離短縮ローテ。
父モーリスは、近年の当レースで特注系の欧州型ロベルト系種牡馬。
2022年の勝ち馬ノースブリッジ、2023年の3着馬マテンロウスカイも、モーリス産駒。
2歳時には、エプソムCと同舞台の東京スポーツ杯2歳Sを勝利。
過去5年の当レースは、当日単勝4番人気以下の立場から複勝圏内に好走した10頭全馬が、東京芝で勝利実績orOPクラスの芝で連対実績を持っていた馬と、舞台実績を持つ馬も有利。
また母ブルーメンブラットは、東京競馬場で行われるG1レース、ヴィクトリアMの勝ち馬。
舞台実績やその牝系等々も込みで、定石通りに勝ち負けを期待したい1頭。
ドゥラドーレスは、短縮ローテでロベルト系同様、近年の当レースで特に期待値が高いキングマンボ系ドゥラメンテの産駒。
母の父ハービンジャーも、近年の当レースに実績を残す欧州型ノーザンダンサー系種牡馬。
一昨年の勝ち馬ジャスティンカフェ、2021年の勝ち馬ザダル、2020年の勝ち馬ダイワキャグニーは、全て父か母父キングマンボ系の血統馬。
また、昨年9人気2着と馬券のポイントとなったニシノスーベニアは、ハービンジャーの産駒。
半姉に昨年の有馬記念勝ち馬レガレイラ、近親にはディープインパクトと、その血統スケールという意味においてもメンバー屈指と言える1頭。
トーセンリョウの全兄ファルコニアは、2021年のエプソムC3着馬。
4走前の甲斐路S(東京芝2000m)では、後の日経賞(G2)勝ち馬マイネルエンペラー相手に完勝を収めたように、典型的な東京巧者の一族で波乱演出に一考。