2025年10月19日(日)
京都11R 秋華賞
京都競馬場改修工事後、近２年の秋華賞は、複勝圏内に好走した６頭全馬が、前走オークス、もしくは紫苑Ｓ、ローズＳのトライアルレースで３着以内に走っていた馬。
中でも、父か母父キングカメハメハ系血統馬は、競馬場を問わず近年の秋華賞で５連勝中。
人気の有無を問わず、基本的には戦歴、血統ともに王道のタイプが定石通りに走りやすい傾向も。
ビップデイジーは、前走のローズＳが上がり順位４番手の末脚で４着。
父がディープインパクト系のサトノダイヤモンド、母の父がキングカメハメハ。
京都競馬場改修工事後に走る、王道タイプの典型と言えるキャラクター。
尚、前走のローズＳは、大外１８番ゲートからのスタートで前に壁を作れず、勝負どころでは不利も被った不完全燃焼の一戦。
休養明け２戦目の臨戦過程も含めて大幅な上昇度も。
マピュースは、前走中京記念(芝１６００ｍ・Ｇ３)１着からのローテーション。
近２年の当レースは、複勝圏内に好走した６頭中５頭が、芝１６００ｍ重賞で連対実績があった馬。
父マインドユアビスケッツは、１２００ｍＧ１レースのドバイゴールデンシャヒーン連覇の実績を持つ種牡馬で、近親レッドルゼルはＪＢＣスプリントの勝ち馬と、スピード指向の強いタイプであることも今回の競馬へ向けては強調材料。
昨年２着のボンドガールは、１２００ｍＧ１好走馬を複数頭輩出したダイワメジャーの産駒。
一昨年の２着馬マスクトディーヴァは、２代母に１２００ｍ重賞勝ち馬ビハインドザマスクを持つ馬。
断然人気が想定されるカムニャックは、前走のローズＳが上がり順位３番手の末脚で１着。
母の父は、往年のスプリント王者サクラバクシンオー。
短距離指向のスピードを兼ね備えたタイプであることも含めて、余程のアクシデント等がない限りは、大崩れも考え難い１頭。