血統マニアが送る競馬マニアのための競馬情報ブログ!

小倉大賞典(G3) [最終見解]

2024年02月18日(日)
小倉11R 小倉大賞典

直近5年の小倉大賞典は、馬券に絡んだ15頭全馬が、距離短縮馬or近2走以内に上がり順位3番手以内の実績馬。

また近5年で、当日単勝8番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭は全馬が、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、サドラーズウェルズ系、ダンシングブレーヴ系などの欧州型、あるいは凱旋門賞馬トニービンの血を持つ種牡馬の産駒という共通項も。

戦歴も血統も、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。

ゴールドエクリプスは、例年期待値の高い前走エリザベス女王杯(2200m・G1)からの距離短縮ローテ。

2走前の大原S(1着)で、上がり順位2番手の末脚を使っていることも今回の競馬へ向けては強調材料。

ドゥラメンテ×ハービンジャーの血統構成で、父も母父も欧州型の重厚な血統馬。

またドゥラメンテは、母方に当レースの特注血統トニービンを持つ種牡馬。

3連単の配当金が10万円を超えた昨年の小倉大賞典は、父か母父ハービンジャーの血統該当馬が1着3着。トニービンの血を持つ種牡馬の産駒が2着3着に好走。

2022年は、ドゥラメンテ産駒のアリーヴォが勝利。

2021年も、トニービンの血が強調されたドゥラメンテと同系統の欧州型キングカメハメハ系ルーラーシップ産駒のディアンドルが、12人気3着と高配当馬券を演出。

尚、近年の当レースは小倉芝実績もポイントに。

小倉芝で勝利実績or重賞3着内実績を持つ馬は、過去5年で3勝、当日単勝8番人気以下から複勝圏内に好走した7頭中5頭も該当する特注系。

本馬は3走前の小倉記念(小倉芝2000・G3)で3着に好走。自身の勝ち鞍4勝中2勝も小倉芝1800mと、典型的な舞台巧者。

以下も欧州指向の強いタイプ、小倉芝実績を重視して、カテドラルダンディズム