2025年11月16日(日)
京都11R エリザベス女王杯
京都競馬場新装後の直近2年のエリザベス女王杯は、前走芝1800m以上の距離で5着以内or上がり順位3番手以内馬の括りで、複勝圏内に好走した6頭中5頭が該当。
紛れの生じにくい京都外回りコースの一戦だけに、基本的には近走好調馬、もしくは末脚の裏付けがある馬が走りやすいレース。
また、改修工事後の当レースは、父か母父がクロフネ、ダイワメジャー、ロードカナロアなどの芝1200mG1血統馬や、Frankel、Lope de Vegaなどの欧州芝のマイルG1勝ち馬等々、スピード指向の強い血統馬がより走りやすくなった傾向も。
この血統条件を満たす馬は、新装京都開催の直近2年で複勝圏内に好走した6頭中5頭が該当する特注系。
カナテープは、アイルランドトロフィー(東京芝1800m・G2)3着からの買いローテで、父が世界のスプリント王者としても知られるキングカメハメハ系ロードカナロアの産駒。
改修工事後、直近2年のエリザベス女王杯は、父キングカメハメハ系血統馬が連勝中。
非根幹距離(1800m、2200m等)の芝重賞で連対実績を持つロードカナロア産駒という意味では、一昨年の勝ち馬ブレイディヴェーグと同じ。
尚、この両者は、母方が重厚な欧州牝系という意味でも類似性が高いキャラクター。
直線一気の末脚で完勝した2走前の関屋記念も休養明け2戦目の競馬だったように、本日が叩き良化指向の強いタイプでもあり、自身の必勝ローテで挑む今回はデビュー以来、最高パフォーマンスがあっても驚けない1頭。
ココナッツブラウンは、例年期待値の高い札幌記念(札幌芝2000m・G2)2着からの臨戦過程で、母の父がキングカメハメハ。
昨年12人気2着と高配当馬券を演出したラヴェルと同じ父キタサンブラックの産駒。
近親にはアグネスワールド、ヒシアケボノ等々、短距離G1馬も多数のスピード牝系で、新装京都開催のエリザベス女王杯にフィットする可能性が高いキャラクター。
パラディレーヌの母父Closing Argumentは、米国の快速型としても知られるマッチェム系種牡馬。
かつての芝1200mG1勝ち馬カルストンライトオ、サニングデールなどもマッチェム系種牡馬の産駒。
そのClosing Argumentを父に持つ母パラダイスガーデンも、現役時代の勝ち鞍4勝は全て1200m戦。
前走の秋華賞は、馬場を踏まえれば決して向かない流れの中、道中ほぼ最後方の位置取りから追い込み3着を確保と、負けて強しの競馬。
前回以上に向く可能性も高い舞台設定に加えて、前走以上に強力な先行各馬も出揃う今回は、更なる上昇度も。