2023年07月09日(日)
福島11R 七夕賞
過去5年で馬券に絡んだ15頭中8頭が6番人気以下の伏兵。うち3頭が11番人気以下の大穴。
その波乱度は非常に高い傾向も、好走する馬のキャラクターには簡潔な傾向も見受けられる七夕賞。
昨年は、馬券圏内に好走した3頭全馬が、母の父ディープインパクトの血統馬。
また直近2年は、何れも父キングマンボ系血統馬が馬券圏内を独占。
父キングマンボ系は、直近3年で合計8頭が馬券に絡み、そのうち5頭が当日単勝6番人気以下というデータも。
このように近年の七夕賞は、ディープインパクト、もしくはキングマンボ系の血を持つ馬だけを狙い続けても水準以上の結果が得られるレース。
ククナは、キングマンボ系キングカメハメハの産駒。そして母の父はディープインパクト。
近年の当レースの超特注血統馬。
また、近年の当レースは、ローカル開催のハンデ重賞らしく上がりを要する激戦になりやすく、距離短縮馬、もしくは近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬も有利。
上記何れかの経験があった馬は過去5年で3勝、当日単勝6番人気以下で馬券に絡んだ8頭中4頭も該当する特注系。
本馬は距離短縮ローテで、2走前に上がり最速の末脚をマーク。
キングカメハメハ×ディープインパクトの血統構成で、距離短縮ローテという意味では昨年2着のヒートオンビートを彷彿とさせるキャラクター。
グランオフィシエも、キングカメハメハ産駒で距離短縮のローテーション。
その前走は上がり順位2番手の末脚を計測と、買いパターンに合致。
これまで2200m以上の距離で2勝と、スタミナ指向の強い戦歴も当レース向きと言える1頭。
昨年の勝ち馬エヒトは、父がキングマンボ系ルーラーシップ、母父がディープインパクト。
距離短縮、休み明け初戦で挑む臨戦過程も昨年と同様。
その昨年との比較では、低調な相手関係にも恵まれた印象も強く、重斤量でも勝ち負けできると判断します。