2025年02月09日(日)
東京11R 東京新聞杯
近5年の東京新聞杯は、馬券に絡んだ15頭中13頭が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮馬。
また、父か母父がロベルト系、ダンチヒ系、キングマンボ系、もしくはトニービンの血を持つ馬は、過去5年で4勝。
当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ11頭中10頭も、上記の血統条件を満たす馬。
1600m重賞ながらも、戦歴、血統ともに中距離指向の強い傾向が垣間見えるレース。
ブレイディヴェーグは、2走前の府中牝馬S(G2)が上がり最速の末脚で1着。前走マイルCS(G1)4着からの臨戦。
近年の東京新聞杯は、前走が芝1600m以上のG1レース出走馬も期待値は水準以上。
当該ローテ馬は近5年で2勝5連対、合計7頭が3着以内に好走。
血統構成は、ロードカナロア(欧州型キングマンボ系)×ディープインパクト。
2023年6人気3着プレサージュリフトも、父が欧州型種牡馬で、母父がディープインパクトの血統構成馬。
昨年8人気3着ホウオウビスケッツは、母の父がロードカナロアと同系統のキングカメハメハ系ルーラーシップ。
2022、21年の東京新聞杯勝ち馬も、父か母父キングカメハメハ系の血統馬。
尚、本馬は芝2200mG1のエリザベス女王杯の勝ち馬。
近2年の東京新聞杯は、1800m以上の距離で勝利実績or重賞好走実績馬が掲示板内(5着以内)を独占したように、中距離G1で実績を残すことも今回の競馬へ向けては有利。
オールナットは、例年の東京新聞杯で期待値の高い距離短縮ローテに加えて、自身のこれまでの勝ち鞍4勝が全て1800m以上の距離というスタミナ指向の強いキャラクター。
父サトノダイヤモンドは、前述した通り近年の東京新聞杯にも相性のいいディープインパクト系種牡馬。
また近親のカラテは、2021年の東京新聞杯勝ち馬で、翌年も3着に好走した当レース巧者のキャラクター。
カラテもそうであったように、スタミナ指向の強いステイゴールド牝系であることも強調材料で、昇級初戦から激走に期待。
サクラトゥジュールは、昨年の当レース勝ち馬。
これまで芝1800m以上の距離で4勝と、典型的な中距離指向の強いキャラクターであることも、当レースにマッチする大きな要因の1つ。
前走の京都金杯(G3)では、上がり順位2番手の末脚で1着と、毎年の東京新聞杯で買いの臨戦過程であることも込みで、2年連続の激走に期待したい1頭。