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東京スポーツ杯2歳S(G2) [最終見解]

2023年11月18日(土)
東京11R 東京スポーツ杯2歳S

東京コース、あるいは阪神や新潟の外回りコースなど、直線距離の長い競馬場やコースで勝利実績を持つ馬が定石通りに有利になりやすいレース。

過去5年で上記の実績があった馬は4勝。当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中5頭も当該実績馬。

ファーヴェントは、新潟外回り芝1800mの前走を上がり最速の末脚で完勝。

直近4年の勝ち馬は全て、前走芝1800mで上がり最速の末脚で1着の該当馬。

父ハーツクライも近年の当レースの特注系。

当系統は直近3年で2勝、馬券に絡んだ9頭中5頭も父ハーツクライ系。

昨年も父ハーツクライ系で、母父米国型の血統馬が馬券圏内を独占したように、母父がスピードと早熟性を促進させる米国型ミスプロ系のストリートクライであることも今回の競馬へ向けては強調材料。

ガイアメンテの父ドゥラメンテは、近年の当レースで期待値の高いハーツクライ同様にトニービンの影響が強い種牡馬で、リバティアイランド、ドゥレッツァ、シャンパンカラー等々、今年の日本競馬界を牽引したスーパーサイアー。

2020年の当レースも、ドゥラメンテ産駒が2着3着に好走。

母ミュージカルロマンスは、米国競馬の牝馬ダート短距離チャンピオン決定戦に位置づけられるBCフィリー&メアスプリント(G1)の勝ち馬。

日本の主流血統にプラスαで米国の名血を掛け合わせた当レース向きの1頭。

シュトラウスは東京コースの実績馬で、近年期待値の高いトニービンの血を持つ馬。

母ブルーメンブラットも東京コースのG1レース勝ち馬で当レース向き。