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中京記念(G3) [最終見解]

2023年07月23日(日)
中京11R 中京記念

中京開催の中京記念は、短縮指向のスピードが問われやすく、前走で速い追走スピードを経験している馬の期待値が高いレース。

その詳細は、スピードタイプの中距離血統馬が走る従来の中京記念を参照。

臨戦過程的にはスピード指向の強い傾向に伴い、芝1400mの勝利実績馬、重賞連対実績馬も相性のいい傾向。

上記の実績馬は、中京開催の直近3年で2勝。2017年は1400mの勝利実績馬が1着2着というデータも。

ホウオウアマゾンは、芝1400m重賞で3度の複勝圏内好走実績を持つスピード指向の強いキャラクター。

中京開催の直近3年で2勝しているように、前走芝1400m戦からの距離延長ローテも期待値の高いローテーション。

父キングカメハメハは、中距離のスタミナも兼ね備える言わずと知れた日本のトップサイアー。

戦歴的にはスピード指向が強く、血統的にはスタミナ指向が強いタイプが走りやすい当レース向きの典型。

メイショウシンタケは、前走の米子S(阪神芝1600m)が、上がり順位2番手の末脚で完勝。

中京開催の中京記念は、高速上がり実績を持つ馬も有利。

中京開催の直近3年で馬券に絡んだ9頭中7頭は、近2走以内に1600m以下の距離で上がり順位3番手の実績を持っていた馬というデータも。

父ワールドエースは、ディープインパクト系種牡馬。

2018年はディープインパクト産駒が1着3着。2019年の3着馬も当種牡馬の産駒と、中距離指向の伸びに優れた当系統も走りやすい方向性。

前述の通り、芝1400mで2勝の実績も今回の競馬へ向けては大きな強調材料。

ウイングレイテストは、中京開催の中京記念で期待値の高い父欧州型&前走先行経験の該当馬。

中京開催で行われた直近3年の当レースは、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ3頭全馬が、前走3コーナー3番手以内の先行経験があった馬。

欧州型ロベルト系スクリーンヒーロー産駒で、前走先行経験馬という意味では、2019年6人気2着クリノガウディーを彷彿とさせる1頭。