2024年03月23日(土)
阪神11R 毎日杯
毎日杯は、東京コースや阪神外回りコース等々、直線の長い競馬場で実績を持つ馬が圧倒的に有利。
近３年の当レースで馬券に絡んだ９頭中７頭は、東京芝or阪神外回りコースの芝１６００ｍ以上の距離で、勝利実績を持っていた馬。
また昨年は、父か母父キングカメハメハ系の血統馬が掲示板内を独占。
一昨年は、父が欧州型ロベルト系の血統馬が１着３着。
３年前の２０２１年は、ディープインパクト産駒が複勝圏内を独占。
４着ルペルカーリアは父ロベルト系、５着レヴェッツァは父キングカメハメハ系の血統馬。
キングカメハメハ系、ロベルト系、ディープインパクト系と、主要血統馬の中でもいわゆるスタミナ指向、中長距離指向のスタミナに優れたタイプが特に走りやすい傾向も。
ベラジオボンドは、近年の毎日杯で特注系のキングカメハメハ系ロードカナロア産駒。
前述した通り、今回と同舞台となる阪神外回りコースの芝１８００ｍ戦で勝利実績を持つことも有利。
父がキングカメハメハ系種牡馬で、直線距離の長い芝１８００ｍで勝利実績、かつ前走共同通信杯(東京芝１８００ｍ・Ｇ３)からの臨戦過程という意味では、昨年５人気１着シーズンリッチにも近いキャラクター。
スマートワイスも、直線距離の長い芝１８００ｍ戦の勝利実績馬で、ロードカナロア×ディープインパクトの特注血統。
母スマートレイアーも、現役時代に阪神外回りコースで６勝した舞台巧者。
阪神芝初出走で、近走以上のパフォーマンスにも期待できるキャラクター。
ナイトスラッガーの父ルーラーシップも、キングカメハメハ系種牡馬。
阪神芝１８００ｍの連対実績馬であることも強調材料。
尚、本馬がデビュー戦でクビ差の接戦を演じたシヴァースは、後のきさらぎ賞(Ｇ３)で僅差３着に好走。
いわゆる重賞レベルでも十分に勝ち負けを期待できる１頭。