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ニュージーランドT(G2) [最終見解]

2024年04月06日(土)
中山11R ニュージーランドT

過去5年のニュージーランドTは、前走1400m以下出走の距離延長馬or前走3コーナー5番手以内の先行経験馬が全勝。

当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ7頭中6頭も上記ローテ馬。

また過去5年の当レースは、前走芝1600m以下の距離で1着馬が全勝。

勢いのある馬の中でも、短距離指向の強いタイプが特に走りやすい傾向も。

キャプテンシーは、今回と同舞台となる前走のジュニアC(中山芝1600m)が、先手を主張する逃げの手から2着以下を2馬身以上突き放す完勝劇を披露。

その走破タイム1分32秒5は、近10年のニュージーランドTとの比較でも最速となる破格の勝ち時計。

父は欧州型ロベルト系のモーリス。

当系統は、近5年のニュージーランドTで計3頭が馬券に。またその3頭は全馬が当日単勝5番人気以下の人気薄と特注血統。

自分の形にさえ持ち込むことができれば、まず勝ち負けも濃厚と言える1頭。

エコロブルームは、前走芝1600m重賞で先行策&ダイワメジャー産駒。

一昨年2着マテンロウオリオン、2019年2着メイショウショウブも、前走芝1600m重賞で先行していたダイワメジャー産駒。

かつての活躍馬ミスパンテール、ボンセルヴィーソ、ダイワマッジョーレ、カレンブラックヒル等々、ダイワメジャー産駒は、当レースに限らず、中山芝1600m重賞における往年の特注種牡馬。

サトミノキラリは、例年期待値の高い距離延長ローテ。

自身の勝ち鞍2勝は何れも1400m以下の距離で、父ビッグアーサーはスプリントG1の勝ち馬。

1600m戦ながらも、短距離寄りのスピードが活かされやすい当レース向きの典型。