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鳴尾記念(G3) [最終見解]

2024年06月01日(土)
京都11R 鳴尾記念

阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため、今年は京都芝2000mで施行される鳴尾記念。

先週の京都開催は、芝2000m戦が2鞍実施。

馬券に絡んだ6頭中5頭は、父か母父が欧州型種牡馬という共通項。

また、この血統条件に合致せずに好走した土曜8R2着カンティプールは、ステイゴールド系オルフェーヴルの産駒。

オルフェーヴルは、現役時代にも欧州最高峰レースの凱旋門賞を2年連続で2着に好走。

サンデー系の中でも、欧州血統馬が走る競馬に強い種牡馬。

これらの傾向から、現行の京都芝2000mは、いわゆる欧州指向の強い馬場コンディションと見立てます。

尚、先週の京都芝2000m戦で馬券に絡んだ6頭は、全馬が近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚の実績があった馬という共通項も。

欧州指向の重厚なタイプの中でも、直線の伸びに裏付けのあるタイプが最も走りやすい傾向。

ロードデルレイは、欧州型キングマンボ系ロードカナロアの産駒。

先週の京都芝2000m戦で馬券に絡んだ6頭中3頭も、父か母父キングマンボ系の血統馬。

母の父はハーツクライ。

当種牡馬は、凱旋門賞馬トニービンを母の父に持つ、サンデー系の中でも欧州指向の強いタイプ。

今年のメンバー中では唯一となる、近2走連続で上がり最速の末脚をマークしていることも今回の競馬へ向けては有利。

その他も、欧州指向の強い末脚上位馬を重視して、ボッケリーニニホンピロキーフ辺り。