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北九州記念(G3) [最終見解]

2024年06月30日(日)
小倉11R 北九州記念

過去3年の北九州記念は、当日単勝9人気以下の立場から馬券に絡んだ2頭がともに、距離短縮ローテor近2走以内に上がり順位3番手以内馬の該当馬。

昨年は当該ローテ馬が2着3着、一昨年も該当馬によるワンツー決着で当時の1着馬は単勝16番人気の超大穴。

また、父か母父がキングカメハメハ系orディープインパクト系の王道血統馬も、過去3年連続で連対中。

昨年は当該血統馬が2~5着を独占。

スプリント重賞ながらも、戦歴、血統ともに、いわゆる芝中距離指向の強いレース。

バースクライは、近年の北九州記念に相性のいいディープインパクト同様、芝中距離指向の強いサンデー系種牡馬として知られるハーツクライ産駒。

差のない3着に好走した前走のオーシャンS(中山芝1200m・G3)で、上がり最速の末脚をマークした実績も、今回の競馬へ向けては強調材料。

また近年の当レースは、牝馬も圧倒的に有利。

北九州記念における牝馬は、近10年連続で連対中。

近3年で馬券に絡んだ9頭中5頭も牝馬。

母方は英国ダービー馬 アダイヤーを輩出した欧州の名牝系で、血統スケールという意味でもメンバー随一の評価も与えられる1頭。

ナナオも、キングカメハメハ系ロードカナロア産駒。

母の父は、サンデー系の中でも芝中長距離指向の強いオルフェーヴル。

一昨年の当レースで、単勝164.3倍の超人気薄ながらも勝利したボンボヤージは、ロードカナロア産駒で、母の父がディープインパクト。

ロードカナロアにプラスαで、芝中長距離指向の強いサンデー系種牡馬を持つ馬という意味では類似性も高く、当レース向きのキャラクター。

ペアポルックスは、母父ディープインパクト。

小倉芝1200mでは2戦無敗と、底を見せていない戦歴も強調材料。