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CBC賞(G3) [最終見解]

2024年08月18日(日)
中京11R CBC賞

2019年以来となる4年ぶりに従来の中京芝1200mで行われた昨年のCBC賞は、近2走以内に道中5番手以内の先行経験馬が馬券圏内を独占。

また昨年は、米国産のマル外血統、もしくは父か母父が日本の芝1200mG1レースの勝ち馬、の括りで馬券に絡んだ3頭全馬が該当。

一方で、上記の血統条件を満たさなかった上位人気馬3頭は全て馬券圏外に。

この結果が示す通り、臨戦過程、血統ともに、いわゆる通常のスプリント指向の速さ、その裏付けがポイントになる傾向も。

グランテストは、直近2走連続で道中5番手以内の先行経験。

父ロードカナロアは、日本の芝1200mG1レースの勝ち馬で、スプリント指向のスピードに長けた現日本競馬界のトップサイアー。

昨年のCBC賞で8人気2着と激走したサンキューユウガも、近走先行経験があったロードカナロア産駒。

「レース前から後ろ向きな面が出てしまいました。レースでも外に逃げようとして脚がたまらなかった。力負けではないと思います」というレース後の坂井瑠星騎手のコメント通り、14着に敗れた前走の北九州記念は全くの参考外レース。

まともに折り合えば、大きく巻き返してきても不思議はない1頭。

ピューロマジックは、前走の北九州記念、2走前の葵Sがともに逃げて重賞を連勝と勢いのある臨戦過程。

父アジアエクスプレスは、スプリント指向のスピードを強化する米国型ストームバード系種牡馬。

米国指向の強い逃げ馬という意味では、昨年の勝ち馬ジャスパークローネにも近いタイプで、そのレース適性は水準以上と見立てます。