2024年09月29日(日)
中山11R スプリンターズS
過去5年のスプリンターズSは、芝1600m以上の距離で勝利実績を持っていた馬が全勝。
また、父が非サンデー系血統馬も、過去5年で4勝、当日単勝5番人気以下の立場から馬券に絡んだ6頭中4頭も該当する特注血統。
生粋のスプリンタータイプというよりも、距離に融通の利く非主流血統馬が最も走りやすい傾向も。
オオバンブルマイは、芝1600m重賞の勝ち馬で、前走キーンランドS(札幌芝1200m・G3)3着からのローション。
過去5年のスプリンターズSの勝ち馬5頭中4頭は、前走芝重賞で3着以内に走っていた馬。
芝1600m以上の距離に実績を持つ馬の中でも、近走好調馬が特に走りやすいレース。
血統構成は、ディスクリートキャット×ディープインパクト。
父は、例年の当レースで期待値の高い非サンデー系で、ストームバードを経由するノーザンダンサー系種牡馬。
昨年の勝ち馬ママコチャ、一昨年の勝ち馬ジャンダルム、2019年の勝ち馬タワーオブロンドンも、芝1600mの上級条件で勝利実績を持っていた父ノーザンダンサー系の血統馬。
純粋に芝1200m2戦目の上積みにも期待できる今回は、鞍上武豊騎手の手腕も込みで勝ち負けまで期待したい1頭。
ウイングレイテストは、上級条件の芝1600m勝ち馬で、前走アイビスサマーダッシュ(G3)2着からの好調ローテ。
父スクリーンヒーロー、母父サクラユタカオーは、何れも非サンデー系の種牡馬。
2021年の勝ち馬ピクシーナイトは、芝1600m重賞の勝ち馬で、スクリーンヒーローを父に持つモーリスの産駒。
年齢を重ねる度に短距離指向にシフトする傾向も、ロベルト系(スクリーンヒーロー、モーリス)血統馬の特性で、12000m以下の競馬では連対率100%と、全く底を見せていない戦歴も込みで波乱演出に期待したい1頭。
サトノレーヴは、前走キーンランドC(G3)1着からのローテ。
直近3連勝中と勢いのある臨戦過程で、芝1600mに勝利実績も持つ馬。
父ロードカナロア、母父サクラバクシンオーは、何れも非サンデー系種牡馬で、スプリンターズSの勝ち馬。
アクシデントや不利等が無ければ、順当に走る可能性は高いと見立てます。