レパードSは、ダート重賞ながらも芝指向のスピードもポイントになるレース。
不良馬場開催の2020年を除く、直近4年の勝ち馬は、全馬が芝指向のスピードに優れた父サンデーサイレンス系、もしくは父欧州型種牡馬の産駒。
昨年7人気1着カフジオクタゴンは、欧州型ロベルト系のモーリス産駒。
一昨年1人気1着メイショウムラクモは、サンデーサイレンス系ネオユニヴァースの産駒。
2019年6人気1着ハヤヤッコは、欧州型キングマンボ系キングカメハメハの産駒。
2018年5人気1着グリムは、サンデーサイレンス系ゼンノロブロイの産駒。
また、前述したモーリス、ネオユニヴァース、キングカメハメハ、ゼンノロブロイは、全馬が東京芝コースのG1レース勝ち馬。
左回りの重賞競走だけに、芝血統の中でも東京芝G1血統馬が特に相性がいい傾向も。
参考までに、今年のレパードSに出走を予定する馬の中で、サンデーサイレンス系もしくは欧州型、かつ東京芝G1レースに勝利実績を持つ種牡馬の産駒は、オメガギネス、ルクスフロンティアの2頭のみ。
尚、2017年11人気1着ローズプリンスダムは、母の父に東京芝G1レースの勝ち馬で欧州型ロベルト系シンボリクリスエスの血を持っていた馬。
父だけではなく、母方が芝指向(特に東京芝G1血統)の強いタイプにも注目したい一戦。