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アンタレスS(G3) [最終見解]

2025年04月19日(土)
阪神11R アンタレスS

近5年のアンタレスSで、馬券に絡んだ15頭中14頭は、前走3着以内馬。

また近5年の当レースで、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ5頭は全馬が、前走ダ1900m以上出走の短縮ローテor前走の上がり順位が3番手以内の実績馬という共通項も。

近走好調馬の中でも、いわゆるスタミナ指向、長距離指向の強いタイプが最も走りやすいレース。

タイトニットは、前走甲南S(阪神ダ2000m)1着からの距離短縮ローテ。

血統構成は、キズナ×シンボリクリスエス。

昨年の3着馬で今年も出走を予定するハギノアレグリアスもキズナの産駒。

母父シンボリクリスエスは、近年の当レースで特注系統のロベルト系種牡馬。

23年の2着馬ヴァンヤール、22年2着のグロリアムンディ、20年3着クリンチャーは、全馬が母父ロベルト系種牡馬という共通項。

20年7人気2着と馬券のポイントとなったアナザートゥルースは、ロベルトの血が強調されたアイルハヴアナザー産駒。

その臨戦過程、血統構成ともにアンタレスS向きのキャラクターで、人気以上の激走に期待したい1頭。

前述したハギノアレグリアスは、当然今年も勝負圏内の1頭。

前走チャンピオンズC(中京ダ1800m・G1)4着からの好調ローテ、阪神ダート戦で3勝の戦歴も、今回のメンバーの中では最上位の実績馬。

ミッキーファイトは、前走フェブラリーS(東京ダ1600m・G1)3着からの買いローテ。

ダ2000m重賞では2戦して連対率100%の実績が示すように、スタミナ指向の強いダート戦は最も得意とするカテゴリーで、その条件は申し分ないであろう1頭。