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目黒記念(G2) [最終見解]

2025年06月01日(日)
東京12R 目黒記念

直近2年の目黒記念は、複勝圏内に好走した6頭全馬が、父か母父ディープインパクト系orキングカメハメハ系の血統馬。

また上記6頭は、全馬が社台系の生産馬。

但し、主流距離ではない芝2500m重賞だけに、問われる才能の方向性という意味では、非主流タイプが走りやすい側面も。

中でも注目は、マイネル&ウインの冠名で知られるラフィアン系の生産馬。

2022年6人気2着マイネルウィルトス、同年8人気3着ウインキートス。

2021年8人気1着ウインキートス(※本馬は2年連続好走)。

2018年9人気1着ウインテンダネス。

これら人気薄の立場ながらも近年の目黒記念で好走した上記の馬は、全てラフィアン系の生産馬で、かつ全馬がディープインパクト、キングカメハメハの血を持たない馬。

あくまでも、問われる才能の本質という意味では、ラフィアン系のタイプに軍配が上がる傾向も。

マイネルクリソーラは、その名の通り馬主ラフィアン、生産牧場ビッグレッドファームと、ラフィアン系の王道タイプ。

父スクリーンヒーロー、母父ムタファーウエクは、何れも欧州型ロベルト系種牡馬で、主流のディープインパクト、キングカメハメハの血も持たない血統馬。

前述した目黒記念の実績馬で今年も出走を予定するマイネルウィルトスも、スクリーンヒーロー産駒で、ディープインパクト、キングカメハメハの血を持たない馬、かつ馬主、生産牧場も全く同じ競走馬。

尚、そのマイネルウィルトスは、年に2度しか開催されない目黒記念、アルゼンチン共和国の東京芝2500m重賞で、計3度の連対十実績を持つ当舞台のスペシャリスト系。

ラフィアン系の生産馬の中でも、最も当舞台にフィットしやすいキャラクターで、初の東京芝2500m戦出走となる今回は、デビュー以来最高パフォーマンスまで期待できる1頭。

相手は毎年走る社台系生産馬の中でも主流のノーザンファーム生産馬、かつディープインパクトorキングカメハメハ系血統を重視して、アドマイヤテラスティンガーグラス