2024年06月09日(日)
東京11R エプソムC
直近5年のエプソムCは、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮ローテ馬が全勝。
当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ10頭中7頭も、上記ローテを満たす馬。
また過去5年の勝ち馬は全馬が、父か母父がキングマンボ系、ロベルト系、サドラーズウェルズ系の何れかの血統馬。
臨戦過程、血統ともに、いわゆるスタミナ指向、欧州指向の強い傾向が垣間見えるレース。
マイネルケレリウスは、前走の府中市市制施行70周年記念(東京芝2000m)が、上がり順位2番手の末脚で1着。
前述の通り、毎年期待値の高い近走上がり上位、距離短縮ローテの双方の条件を満たす臨戦過程。
父ルーラーシップは、欧州型キングマンボ系種牡馬。
過去5年のエプソムCは、父か母父キングマンボ系血統馬が4勝と相性抜群。
尚、本馬は、これまでの自身の勝ち鞍4勝は全て左回りの競馬場。また、そのうち3勝は東京競馬場で挙げたもの。
近年のエプソムCは、いわゆる舞台実績馬も有利。
過去5年の当レースで、当日単勝4番人気以下の立場から馬券に絡んだ10頭中9頭は、東京芝で勝利実績orOPクラスの芝で連対実績を持っていた馬という共通項も。
近年のエプソムCに相性のいい欧州指向強い舞台巧者の典型的なキャラクターで、波乱演出に期待したい1頭。
サイルーンも、東京芝で2勝の舞台実績馬。
ディープインパクト×キングカメハメハの主流血統馬で、母父は近年の当レースで特注系のキングマンボ系種牡馬。
また2代母ノースフライトは、エプソムCと同時期に行われる東京芝G1安田記念を、本馬と同年齢の5歳時に制覇。
一族の成長曲線という意味でも期待したい1頭。