2024年08月04日(日)
札幌11R エルムS
直近2年のエルムSは、馬券に絡んだ6頭中5頭が前走5着以内の好調馬。
2勝クラス以上のダ1700mで勝利実績orOPクラスのダ1700mで3着内実績を持っていた馬も、過去2年で馬券に絡んだ6頭中5頭が該当。
また、直近2年の当レースで馬券に絡んだ6頭中5頭は、父米国型の血統馬。
近走好調馬、ダ1700m巧者系、かつ米国指向の強いタイプが最も走りやすいレース。
サヴァは、前走大沼S(函館ダ1700m・OP)1着からの臨戦過程。
前述の通り近年の当レースは、近走好調馬、上級条件のダ1700m実績馬の期待値が高いレース。
父アイルハヴアナザーは、米国型フォーティナイナー系種牡馬。
2021、22年と2年連続で馬券に絡んだオメガレインボーも、上級条件のダ1700mで勝利実績を持っていたアイルハヴアナザー産駒。
母方は、ダイワメジャー、ダイワスカーレット等々を輩出した名牝系スカーレットブーケの一族。
近親ダイワメジャーも6歳になってG1レースを2勝したように、まだまだ上昇の幅を残すタイプで、重賞レベルの競馬でも勝ち負けに期待できる1頭。
テーオードレフォンは、前走マリーンS(函館ダ1700m)3着からの特注ローテ。
父ドレフォンは、近年のエルムSで特注系の米国型ストームバード系種牡馬。
過去2年のエルムSは、その連対馬4頭全馬が父ストームバード系、かつ単勝4番人気以下の人気薄。昨年はストームバードの血を持つ種牡馬の産駒が馬券圏内を独占して、3連単の配当金も20万円を超える大波乱決着に。
尚、今年の出走予定馬の中で、前走5着以内の好調馬かつ父ストームバード系血統馬は本馬1頭のみ。
フルムは、前走大沼S5着からの臨戦。
父シニスターミニスターは、ストームバード系血統が走る競馬に相性のいい米国型エーピーインディ系種牡馬。
前走の大沼Sは、インの後方に押し込まれて動くに動けず、結果的に末脚を余らせる不完全燃焼の競馬に。
まともに走れば十分に勝ち負けにも加われていたであろう内容だっただけに、ここはスムーズな立ち回りを条件に巻き返しの可能性も十分。