2024年08月11日(日)
中京11R 小倉記念
阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため、今年は中京競馬場で施行される小倉記念。
中京競馬場の芝2000mで行われる古馬のハンデ重賞という意味では、12月に施行される中日新聞杯(G3)と同条件。
その中日新聞杯は、臨戦過程的にも血統的にも、いわゆるスピード指向の強い傾向が顕著。
直近3年の中日新聞杯で馬券に絡んだ9頭中8頭は、近2走以内に道中5番手以内or上がり順位3番手以内の、スピードの裏付けがあった馬という共通項。
2021年の中日新聞杯は、道中5番手以内の先行馬が上位を独占して、3連単の配当金が236万円超の大荒れ決着に。
また、直近3年の中日新聞杯で馬券に絡んだ9頭中8頭は、父か母父がスピードを強化する米国型、もしくはイスラボニータ、ミッキーアイル、ダイワメジャー等々、1600m以下の芝重賞で勝利実績を持つサンデー系種牡馬の産駒というデータも。
コスタボニータは、近2走連続で上がり順位3番手以内の末脚を計測。2走前の福島牝馬S(G3)では道中5番手以内の先行経験と、スピードの裏付けを示す臨戦過程。
父イスラボニータは、1600m以下の芝重賞を2勝。マイルCS(G1)でも2年連続で3着以内に好走したスピード指向の強いサンデー系種牡馬。
今年の小倉記念と同舞台で行われた昨年の中日新聞杯の勝ち馬ヤマニンサルバムも、イスラボニータの産駒。
戦歴、血統ともにスピード指向の強い典型のキャラクターで、中京開催の今年だからこそ触手が伸びる1頭。
ディープインパクト産駒のディープモンスターは、前走先行経験に加えて、母方が米国の快速系。
ディープインパクト産駒で、母父が米国のスピード型という意味では、2022年の中日新聞杯の勝ち馬キラーアビリティにも近いタイプで当レース向き。