中京開催のCBC賞は、サンデーサイレンス系に代表される直線の伸び、中長距離指向のスタミナが問われやすい傾向。
その詳細は、いわゆるスタミナ指向が強い中京開催のCBC賞を参照。
また今年は、連日の降雨の影響で、開幕週としてはタフな馬場想定。
この辺りもレースのポイントに。
エイシンスポッターは、中京開催のCBC賞で3年連続で連対中と相性抜群のディープインパクト系エイシンヒカリ産駒。
エイシンヒカリの母父は、道悪巧者の代名詞的存在としても知られる名血Storm Cat。
そのエイシンヒカリ自身も、現役時代に道悪馬場で行われた海外G1イスパーン賞を圧勝。
不良馬場で行われた2019年のCBC賞は、母の父にStorm Catを持つレッドアンシェルが勝利。
エイシンスポッターも、相当量の降雨の影響で不良馬場開催となった前走の鞍馬Sでは、メンバー最速上がりで完勝したように、父の長所を受け継ぐタイプで、相応のシチュエーションは歓迎。
トゥラヴェスーラは、CBC賞と同舞台で行われる高松宮記念(G1)の好走実績馬。
今年の高松宮記念は不良馬場で3着。昨年は重馬場で4着。一昨年も重馬場で4着と、タフな中京芝1200m戦に対する実績はメンバー随一。
相応の馬場で、今回の相手関係であれば、順当に走る可能性も高いでしょうか。
ヨシノイースターは、タフな馬場に強いルーラーシップの産駒。当種牡馬の母父は凱旋門賞トニービン。
2018年の勝ち馬アレスバローズは、母の父がトニービン。本馬は不良馬場開催の翌年も2着に好走。
ヨシノイースターも、自身の勝ち鞍4勝中2勝は道悪馬場。
通常よりもタフさを要するシチュエーションは、本質的に得意のキャラクター。